2022年02月11日
看護師が病棟勤務を希望する際に気を付けたいこと
看護師が公立病院や大学病院などで病棟勤務をする際は、心身ともに無理なく働けるよう、勤務中にこまめに休憩が取れるところや、一か月の休日の日数が確保されているところを勤務先に決めることが大切です。また、年間を通して医療従事者の数が少ない病棟においては、一人ひとりの業務の負担が大きくなったり、思い通りに休めなかったりするケースもよく見られるため、じっくりと働きやすい職場を見極めることが肝心です。
各地の病棟においては、スタッフの離職を防ぐために人員の確保に力を入れているところや、勤務体系を大幅に見直しているところも珍しくありません。また、夜勤の専任のスタッフを配置したり、フルタイムだけでなく派遣やパートなど様々な雇用形態を選べるようにしたりしているところも増えています。
そうした状況の中、病棟で長くキャリアを積みたい人は、希望の勤務地の周辺にある病院に見学の申し込みをすることや、採用担当者や現場のスタッフに仕事の大変さややりがいについて話を聞いてみるのも有効です。なお、実務経験が少ない人や体力に自信が無い人は、各地の病棟の中でも勤務時間を自由に選択できるところや、周りのスタッフのフォローを期待できるところを探しましょう。