2021年05月15日
男性が考える医療分野でのキャリアパス
近頃は、男性看護師が以前に比べるとかなり増えました。看護学校で学ぶ男子学生の割合も増えていて、女性しかできない仕事という概念は徐々に崩れてきていると言えるでしょう。しかし、実際に医療現場で働いてみると、男性はキャリアパスの点で壁にぶち当たることがあります。
まず、給与面についてです。給与面での上昇を期待することができないので、将来的なことを考えづらいという問題があります。しかし、専門分野の資格を取ることによってキャリアアップをすることができるようになり、それなりに先のことを考えて仕事に従事することができるようにはなっています。
また、働く場所が中規模以上の病院に限られるという点です。クリニックでは依然として女性が中心の職場であるため、そこに男性が入って行きづらいということがあります。そのため、様々な医療従事者が働く大病院のほうが、男性看護師にとって働きやすい環境にあると言えます。
しかしながら、徐々に男性にも門戸を開くクリニックが増えていて、男性の割合も増えてはきているようです。このように、男性看護師が活躍できる場所は以前に比べると増えてきているため、自分のキャリアを考えながら職場を選べるようになりました。